今回は学園アリスという樋口橘さんの作品について紹介したいと思います。絵がとてもかわいくて、私はこの作品のアニメを見たのをきっかけに、こちらの作品を好きになりました。
学園アリスについて
作者:樋口橘
巻数:全31巻
あらすじ
おおまかなあらすじを紹介すると、主人公の佐倉蜜柑と親友の今井蛍はとある田舎で仲良く暮らしていました。そんなある日、蛍がある学園へと転校することが決まり、蛍と離れたくなかった蜜柑は蛍を追いかけ、同じ学園へと足を運ぶのでした。
でも、その学園はただの学園ではなく、アリスという特別な能力を持った子供たちが通う学園だったという話。
あとから、主人公もアリスという特別な能力を持っていることが明らかになり……。
感想
特に私は棗と蜜柑のやり取りを見るのが大好きです。
棗と蜜柑は初めは敵対同士だったのですが、だんだんと棗は蜜柑に対して心を許していき、後半からは完全に恋愛対象として蜜柑と接していきます。
そのほかにも個性的なキャラクターがたくさん出てきて、笑いあり涙ありの作品です。棗の過去、そして蜜柑の過去には運命的なつながりがあるのですが、これがもう涙線崩壊です。
ストーリー運びと、キャラクター達の感情表現が上手な作者さんだと思いました。
ちなみに私が個人的に好きなキャラクターは、棗の親友であるルカくんですね。最初は棗以外、誰にも心を開かず、棗と常に行動している感じでしたが、実は根はすごくいい子で、蜜柑のことを心配し棗と蜜柑の仲を影ながら見守っていたりします。動物が好きで常に友達のウサギを持っていた印象が強いです。
アリスが特別な能力ということもあり、その能力を悪用できたりします。そんな中、迫りくる敵の組織、それぞれの悲しい過去、能力を使ったバトルシーンもあるのでけっこう見応えのある作品です。
少女マンガが好きな人は絶対ハマる作品なのでぜひチェックしてみてほしいです。
ぜひ読んでみてください。