初めてこの漫画を見つけた時
わたしが初めてこの漫画を買い始めたのは中学1年生の時でした。この漫画は実は発売される前からかなり有名になっていたらしく、その理由が、これまでの少女漫画の概念を覆したような漫画だったからです!
これまでの少女漫画というと、キラキラ、ふわふわと言感じでしたがこの漫画は違います。
まず主人公が表向きは高校生読者モデルでキラキラしているのですが、その実生活はおっさんそのもの!
服は脱ぎっぱなし、おならはするし、脇毛はピンセットでぬくし、とこんなの少女漫画と呼んでいいの?!と思わず言ってしまいそうになる漫画です。
実際世の中の女性の大半が家の中ではこんな感じだから、わかるわかるということ売れたんだろうとも思いました。でも製作者も世の中の女性の生態はこんなものだ、と感じ取っていながらも、少女漫画ということで今までだれもそこに足を踏み入れなかったんだと思います。
しかしこの漫画はそんな概念無視完全に無視しています。
スイッチガールについて
作者:あいだ 夏波
巻数:全25巻
この漫画の見どころ
ずばりこの漫画の魅力は表向きはキラキラ女子高生なのに、実際はおじさんのような生活をしているというところです!
たまにこの生活が悲劇をまねき、問題がたた発生するのですが、友達の力をかりたり、主人公の家族と力を合わせて乗り越えていくところもおもしろくて、そこも魅力です。
さらに主人公は正義感が強く弱いもののみかたになる姿など、そこも魅力の一つです。
なぜ、単純なストーリーなのに見たくなるのか
この話は主に主人公が中身はおじさんで、というのがおもしろいだけであって、話自体がめちゃくちゃおもしろいかというと、そうではない気がします。ただ、女性にしかわからない共感があり、それが漫画の中で出されたいるとつい笑ってしまいます。
さらに、この話は一見主人公がキラキラな毎日を送って楽しく過ごしているという、かなり単純な話にみえるのですが、実際はそうでもありません。美人がゆえに周りの期待にいつも答えないといけない、自分の本当の姿は誰にも見せられないといった主人公の悩みが前面に出ている漫画です。
なのでただ笑える面白さだけではなく、主人公の過去の話が途中回想される時があるのですが、見ていてどこか切ない気持ちになったりも出来る漫画です。
まとめ
ちょっとぶっ飛んだ内容が出てくるときもありますが、この話の最大の魅力は主人公がいつも明るいところです。面白い要素がたくさんあることも魅力ですが、しっかり少女漫画らしくイケメンな彼氏とも付き合う設定もしっかりあります。
ちょっと違う角度から攻めた少女漫画が読みたいという人はぜひ一度読んでみてください!