今回は水波風南さんの作品で「レンアイ至上主義」という作品を紹介していきたいと思います。
水波風南さんといえば、「今日恋をはじめます」という作品で映画化されて有名になりましたね。この前作が「レンアイ至上主義」という作品なんです。
全8巻と短めに作られていますが、とにかく恋愛シーンが濃厚なんです。この漫画は私が高校生の頃に購入したものなのですが、少女漫画で、こんなに凄い男女のシーンを描いて本当に大丈夫なのかというくらい衝撃が大きかった作品なんです。
レンアイ至上主義について
作者:水波風南
巻数:全8巻
あらすじ
夏の暑い時期、主人公の永倉世莉は高校1年生。そんな彼女は合コンに向けて準備をしていました。
なんと世莉は小学校の頃、空手をバリバリやっていた空手女子だったそうで、空手を辞めた後も、昔の癖が残ったままでした。
そんな世莉が参加する合コンで運命の再会を果たします。それは、早坂碧樹という少年。彼は昔、世莉が通っていた空手道場の息子で、よく世莉が空手の勝負を持ちかけていた幼馴染だったのです。
世莉が空手を辞めた理由、それは碧樹から無視されるようになったのがきっかけでした。なぜなら、碧樹は世莉にとっての初恋の相手だったからです。この合コンでの再会をきっかけに、二人の距離は徐々に縮まっていきます。
最初世莉は、碧樹におもちゃ扱いされるのですが、実は、碧樹も世莉のことが好きだったことが発覚。それから二人は何度か愛を確かめ合うのですが、これがまた本当にドキドキさせられてしまうのです。とにかく男女の恋愛シーンは本当に上手だなと思います。
この作品の見どころ
絵が綺麗で、登場してくる男の子がどれもイケメン、女の子もとっても可愛いです。普通は現実にこんなことありえないだろというくらい、二人の間を引き裂こうと、さまざまな試練が立ちふさがるのですが、それを二人は愛の力で乗り切っていきます。
私が高校生の時、恋愛はまともにしたことがなかったのでよくわかりませんが、実際こんなに毎日ラブラブでいられる相手がいたら、毎日がきっと楽しいだろうなぁと思ってしまいました。主人公の世莉ちゃんがとってもうらやましいです。
こんな人におすすめ
この作品に限らず、この人の作品はきちんとハッピーエンドで終わらせてくれるので私は好きなのですが、「レンアイ至上主義」も最終的にはハッピーエンドで綺麗に完結されています。
巻数は短いですが、お腹いっぱいになるくらい話が濃厚なので、恋愛の漫画好きにはお勧めの作品です。