でも内容を詳しく知っていますか?
知らない人でもわかりやく興味をもってもらえるレビューをしたいと思います。
美少女戦士セーラームーンについて
作者:武内直子
巻数:新装版12巻
あらすじ
泣き虫でドジっ子な中学2年生の女の子・月野うさぎが、人間の言葉を話す黒猫「ルナ」と出会い、正義のセーラー服美少女戦士に変身して太陽系惑星の個性豊かな仲間たちと一緒に悪の組織と戦うファンタジーです。
感想
イメージしていた内容はどこにでもいる普通の女の子が戦士に変身して悪者と戦って平和がくる話しだけだと思っていたんですが、それは違っていて予想外なことがたくさん出てきて続きがとても気になるストーリーでした。
内容もこんな展開になってしまうの?と思うことが多くとても楽しめる話です。
切ない内容もあり心が痛むシーンもありました。
見どころ
セーラームーンは悪と戦う戦士だけ、と思われがちですが主人公・月野うさぎには本人も知らなかった驚く正体の持ち主だったのです。
少女マンガらしい恋愛ストーリーも含まれています。
切ない内容もあったりと、戦うだけの女の子ではないというところを見ていただきたいです。
面白かった点
主人公のドジっぷりには読んでいるこちらもあきれてしまうくらいなんですが、戦士になった時の顔つきや戦う時は別人になったのかと思うくらいたくましくて美しい女の子になるので、表情もじっくり見て楽しむことができます。
セーラー戦士の仲間たちも個性豊かなので自分の好みを見付けながら読むのも楽しく読めるひとつです。
こんな人に読んで欲しい
アニメ放送世代なんですが、子供の時に原作を読んでみたら内容が少し難しく理解できない話があったり、単純に戦う正義のヒーローという印象だけでした。
大人になり原作を読んでみたら、子供の時に理解できなかった内容が理解できたり、こんな内容だったんだと感じました。
セーラームーン世代の方で原作を読んだことのない方にはぜひ読んでみてもらいたいです。
その時に感じていたものと、今との感じ方が違うのを実感してもらいたいです。世代の方ではない方ももちろん楽しめます。
切ないストーリーや戦う姿勢、彼女たちが過ごす青春時代、相手を思いやる気持ちの大切さ、たくさん学ぶことができます。
読んで変わったこと
子供の時には何とも思わなかったんですが、大人になりセーラームーンを読んでみると「大切な人」をとても大事に思えるようになりました。
一緒にいることが当たり前ではない、想い合うことの大切さを教えてくれました。