両親を亡くし天涯孤独の主人公がひょんなことから、人気TVアナウンサーの双子の甥っ子&姪っ子をベビーシッターとしてお世話しながら、色々なトラブルを乗り越えていくほっこり心温まるコミックです。
もちろん主人公と双子の叔父との恋も気になります。
今回はそんなLOVE SO LIFEをレビューしたいと思います。
LOVE SO LIFEについて
作者:こうち楓
巻数:全17巻
簡単なあらすじ
本作の主人公・女子高生の中村詩春は、両親を幼い頃に無くして児童養護施設「ひまわりの家」で暮らしています。
将来保育士を目指す詩春がアルバイトをしている施設が経営する保育所「ひまわり保育園」に新しく預けらていた双子の姉弟の松永茜(女の子)と葵(男の子)。
この二人が大の人見知りで全然人に懐かず泣いてばかり。
しかし何故か詩春にだけはべったり。それをみた二人の叔父で人気TVアナウンサーの松永政二がぜひ家にベビーシッターとして来て欲しいと依頼します。
この双子は政二は兄の子供なのですが、兄の奥さんが突然亡くなり、ショックのあまり二人の子供を置いて失踪してしまいます。引き取り手がおらず施設に入れられるところを政二が引き取ります。
そこから詩春と政二の二人で双子の姉弟を面倒を見ながら物語が展開していきます。その後双子の父親も二人を引き取ってきちんと面倒を見たいと帰ってきます。
双子と詩春と政二の別れのところでは涙ボロボロで読んでいました。
二人の恋愛の行方に注目
初めはただのベビーシッターと依頼主という関係ですが、次第にお互い惹かれていることに気が付きます。
しかし、詩春はベビーシッターという立場上思いを告げていいのか分からず、政二も詩春が年下の女子高生ということもあり、お互い思いを打ちあけられないまま物語が進みます。
最終的には、政二が詩春に指輪を渡し、詩春が自分の年齢になっても自分のことが好きだったら交際してほしいと告白。(結局、その年齢に達する前に付き合いますが・・・)
ありきたりの展開なんですが、何故か見ていて胸がキュンキュンします。
最後に
ありきたりの定番のような設定ですが、読んでいて本当にほっこりとした気持ちそして読み終わって感動と家族の大切さを実感する漫画です。
LOVE SO LIFE自体は17巻で完結していますが、小学生になった二人のその後を描いたLOVE SO HAPPYが出ています。
今読みたい漫画を探している方に是非お勧めしたい作品です。