今回は少女マンガでは、ちょっと珍しい大学生の恋愛模様が描かれている【ラストゲーム】という作品をレビューしたいと思います!
ラストゲームについて
作者:天乃忍
巻数:全11巻
あらすじ
主人公の「柳尚人」はお金持ちで頭も良く、イケメンで何でも出来る超完璧人間である。しかし、小学生の頃に転校してきた、ヒロインの「九条美琴」にテストも運動もことごとく負けてしまう。
負けず嫌いの柳は対抗するためにあらゆる努力をするが、敵わず、初めて「敗北」を味わう。いつか勝利を掴むために高校、大学と彼女の後を追い続ける中で、九条に対しての恋心を自覚していく。
そして、ついにプロポーズに近いことを伝えるが、九条には伝わらない…。そこで柳は九条に自分に告白させるという、最後の勝負(ラストゲーム)をしかけるが、果たしてその勝負の行方は…!?
見どころ
やはり、何よりも主人公の柳とヒロインの九条の人柄の良さです。そして、そんな2人の周りに集まるキャラたちも本当に良い人達ばかりなのです!
少女マンガといえば、ドロドロとした、人間関係が描かれていることが多いと思います。もちろん、三角関係などはありますが、どのキャラクターもいい人なのでドロドロとした展開は無く、和やかな雰囲気や爽やかな後味となっています。
また、少女マンガには珍しく、高校では無く大学が舞台である所も見所だと思います。
主人公の柳は完璧人間なのに、九条に対しては、ダメダメで、でも一生懸命で一途な所がすごく好感が持てます。ヒロインの九条は恋愛に疎く、鈍感ですが、たまに繰り出す行動や発言に、ときめきます…!家族や友人を本当に大切に思っている点も読んでいて、とても良い気持ちになります。
そして、いつかの2人はくっつくのか!?という気持ちで読むことが出来るのでニヤニヤが止まりません!!
果たして、この2人の勝負(ラストゲーム)の決着はいかになるのか!とても気になる展開になっています!!
ぜひ読んで頂きたい人
ドロドロとした少女マンガが苦手な人や男性にも抵抗無く読むことが出来るので、非常にオススメです!
また、今、大学生の人にもぜひともオススメしたいです!とても共感を得る事が出来ると思います!!少女マンガ特有の絵柄が苦手…という人にも綺麗な絵で読みやすいのでオススメですよー!