今回は、土屋太鳳さんが主演で映画にもなった、青空エールをレビューしたいと思います。
簡単なストーリー
小さいころに見た甲子園の応援にあこがれ、野球部の応援をするために、吹奏楽の名門高校に入学した主人公の小野つばさ。何度も挫折しそうになりながらも、クラスメートであり、野球部の山田大介と励ましあいながら何度も立ち上がます。
お互いの夢を語り、支えあい日々を過ごすうちに、いつからか淡い恋心を抱くようになり…。あるとき、想いを抑えきれずに、つばさは大介に告白します。
が、大介は野球に集中したいからとつばさをフッてしまいます。すれ違う想いを胸に、物語は最後の夏を迎えます…
青空エールについて
作者:
巻数:全19巻
部活に友情に…とにかくアツい!!
やはり見どころは、つばさと大介の恋愛の行方…と普通ならなるんでしょうが、私個人としては、まず、吹奏楽メンバーとの友情がとてもリアルで何度も泣いてしまいました。
部活をやっていれば、経験したことのある方が多いんではないでしょうか?部活に対する各々の目標の違い、ケガへの不安や、ケガした仲間への感情、名門ならではの嫉妬心や上下関係などがすごいリアルなんです。
高校時代に部活を熱くやっていた人はもちろんですが、部活をやっていなかった人もぜひとも読んでいただきたいです。吹奏楽や野球をやっていた人ならなおさら共感できると思います!!
私ももっとアツく部活に取り組んでたらよかったなぁって思わされました…。
両片思いの恋の行方は…
そしてつばさと大介の恋の行方…。お互いに励ましあって、お互いに惹かれあってるのに、なかなかうまくいかない二人の関係に、キュンとします。
大介君すごく優しいし、すごくかっこいいです。私も学生時代に…など思い出してしまいますね。部活は違えど、支えあう関係…うらやましくなります。
両思いでもうまくいかないことってあるんだよって、作者さんから教わってる気分になりました。恋愛はタイミングって重要…。
こんな感じで、恋愛心情についても、すごい親近感が持てました。
最後に…
少女漫画というカテゴリーですが、野球も重要題材の一つとなっているので男性でも読みやすい内容となっていると思います。学生さんはもちろんですが、もう学生時代を終えでいる方にも読んでいただきたいです。
キュンキュンするのはもちろんですが、何よりも私は、心の奥がアツくなりました。もう一回頑張ろう…って思わせてくれる、元気をくれるお話です。
ぜひ読んでみてくださいね。