○○デビューっていう言葉、聞いたことありますよね。今回は高校デビューをした主人公が地味だった過去を払拭するために奮闘するダウト!!という漫画についてレビューしていきたいと思います。
ダウト!!について
作者:和泉 かねよし
巻数:全6巻
あらすじ
中学時代、ブスでデブで地味だった主人公は、クラスの目立つグループから地味~ズと呼ばれていました。そこで絶対にもう馬鹿にされないために生まれ変わってやろうと一念発起してダイエットを開始。
血のにじむような努力で綺麗に痩せて中学時代の知り合いは誰もいない高校に入り、高校デビューを果たします。
そこで学年で一際目立つイケメンに出会って恋をして、絶対に振り向かせてやると奮闘する物語です。
主人公の奮闘がリアルで面白い!
この漫画の面白いところは、主人公がとにかく努力家で綺麗になるため、気になるイケメンを振り向かせるために奮闘するのがとてもリアルに描かれているところです。
王道の少女マンガとは違い、一筋縄ではなかなかうまくいかない恋愛の駆け引きは「あ~、こういう感じあるある」と思わず共感してしまうものばかりです。
また、地味でブスだった中学時代から努力して綺麗になった主人公は、どんな時も基本前向きで常にいい女になるために頑張っている姿は、女の子の可愛いは作れると言うのを教えてもらえ、自分も努力すれば可愛い女の子になれるかもしれないと勇気づけられます。
特に、主人公が言った「女は加工品」と言う子言葉は、なるほど確かにと笑ってしまいました。
時々入るギャグもなかなか面白いです。
登場人物もみんなそれぞれ個性的で、みんなどこか欠点があってと綺麗すぎない感じも引き込まれる要素の一つです。
主人公の周りには本当に恋のライバルが多くて、いつも苦労やトラブルばかりに巻き込まれてしまいますが、女のちょっとドロドロした部分や嫉妬なんか本当にリアルで、こういう女いるよなぁと思いながら読んでしまいます。
主人公が元は地味でブス、それを努力でカバーして本当のいい女を目指していくこの漫画は見ていてすっきりするし、元気をもらえる作品です。
こんな人におすすめ
主人公は最初から可愛い人で、彼氏になる人は完璧なイケメンでと言うような王道の少女漫画の展開にはちょっと飽きちゃったなと言う人には是非読んでもらいたい作品です。
また、自分に自信が無かったり、もっと可愛くなりたいと思っている女の子にも是非読んでもらいたい、ちょっと勇気をもらえる作品だと思います。