学生時代、恋愛経験のなかった私が当時一番ハマった漫画は「ハツカレ」です。そんなハツカレについて紹介したいと思います。
ちなみにこちらの作品はドラマ化もされましたが、私は断然漫画がオススメです!!
ハツカレについて
作者:桃森ミヨシ
巻数:10巻
ハツカレはどんなマンガ?
「ハツカレ」は恋愛経験のない女子校育ちの主人公の女の子の初めての彼氏との付き合いを描いた作品です。このきっかけが、駅のホームで男の子に告白されてスタートするというものです。
主人公の女の子も相手の男の子もお互いに純粋で不器用で真っ直ぐで読んでいて何度もキュンキュンさせられます。
この作品は本当に何度読み返してもキュンとする漫画なんです。
感想
きっと誰もが一度は経験したであろう、初めてのお付き合いでの迷いや緊張、喜びが描かれています。ですので、これが自分の経験と重なり、懐かしいようなキュンとする気持ちにさせてくれるのではないかと思います。
主人公を取り巻く環境も読んでいて面白く癒されました。
主人公と周りの友人は女子校育ちで男の子に免疫のない子達ばかりですが、友達との恋愛相談や学校生活の様子が女子校出身ならわかるくらいにリアルに女子校独特の温度感や空気が描かれています。
学校生活や友人との会話のシーンは恋愛のキュンを忘れて「あーそうだったそうだった!」と学校生活の懐かしさを思い出させてくれてまた別のキュンとした気持ちになりました。
特に主人公が放課後や休日によく行く喫茶店が出てきますが、そのシーンは読んでいてとても面白く懐かしい気持ちになりました。
物語は進むにつれて色々な問題も出てきますが、この漫画は悪い人が1人もいないのも魅力的でした。
よくある恋愛漫画は意地悪な人が1人は出てきますが、ハツカレは登場人物みんなが優しくて良い人です。みんながいい人なので、想いがすれちがったり交錯してしまうシーンは、読んでいてどの人物の立場に立っても切なく苦しくもなりますし、またキュン……ともさせられました。
たまにこの漫画を読み返すと恋愛を知らなかった頃の懐かしいような甘酸っぱいようなキュンとした気持ちにさせてくれて、学生時代に初めて読んだ頃とはまた違う視点で今も楽しませてもらっています。
時間を置いて何度読み返してもとても良い作品です。